記事のアーカイブ

2021年10月29日 18:42
魔法のiらんど事務局様よりメールが届いていたので開いてみると、予選通過のお知らせでした。それを見た途端に、嬉しくて嬉しくて飛び上がって喜びました。作品が本になるかもしれない。私はプロとして活動しているわけではないので、作品がコンスタントに本になるわけではありません。インスピレーションと共に浮かんでくる物語と本の装丁デザイン。丁寧に作品を作り上げて、本のデザインも自分で手掛ける。そんな風に、これまでにない本を作り上げていけたらいいな。
2020年11月18日 17:31
少し前に長編小説を書き上げました。これまで短編小説しか書いたことがなかったので、初めて原稿用紙500枚以上書き上げた時、また新たな可能性の扉が開いたような気がしました。短編でも長編でも、どちらにせよ執筆方法はいつもと同じで、作品の魂となる部分のインスピレーションが降りてきて、目の前に広がる映像を見える順番通りに丁寧に文字に起こしていきます。パソコンの画面に映し出される画像は文字や数字の羅列で成り立っているそうですが、それと似たようなものかもしれません。文字の組み合わせを間違えると、私が見ている映像を誰かの脳内で忠実に再現することができない。今も新しい作品を制作中で、執筆中は作品という平行世界を
2020年10月26日 18:05
路面電車を降りて小さな駅から見えるその建物を見た時、古き良き時代にタイムスリップしたかのような、懐かしくなんとも言えない感覚に包まれました。明治7年に創業された長崎次郎書店は、夏目漱石が通っていたといわれる歴史ある書店です。大正時代に建てられた独特な美しさを持つ建物が街の雰囲気によく合っていて訪れて良かったなと心から思いました。書店の二階に喫茶室があったので、そこでのんびりと過ごしました。窓際の席に座って路面電車がゆっくりと走る様子を眺めていると、変わらないものがあるって晴らしいことだなと思いました。時が止まったかのような室内で、今後の自分や新しい作品について思いを巡らせていると心の底からワク
2020年01月05日 17:06
ずっと前から訪れてみたかった七夕神社に初詣に行ってきました。去年の七夕の時に行きたかったのですが、その時期はタイミングを逃してしまい、2020年お正月にその願いが叶ったのです。織姫と彦星のモチーフが町中のそこかしこにあって、神社に辿り着くまでの道のりも十分に楽しめました。一番の願い事は、私や私を取り巻く方々の心と体の健康。そして、私の中の大きな夢、小説が映画になりますようにとお願いしてきました。写真は神社の入り口にあった星のモチーフ。夜になると光る石がファンタスティック。

2019年12月25日 18:04
何も入っていない箱になぜか大きな魅力を感じてしまう。何を入れよう?金平糖のような小さなお菓子。使わないボタンやリボンなどの細々としたもの。海辺で拾った貝殻や宝石みたいな硝子の欠片。箱を前に考えを巡らせるだけでワクワクするのです。宇宙を内包した箱は私の大好きなもののひとつ。旅先で偶然見つけた箱屋さんで買い求めた蝶々柄の小さな箱。先日、その箱屋さんから来年の干支の絵馬が入ったお便りが届きました。嬉しくて、嬉しくて。またそのお店に足を運びたくなりました。
2018年12月01日 12:35
クリエイティブメディア出版社様から小説のダウンロードに関するデータが郵送されてきました。それを見て驚いたのが、私の小説が世界43ヶ国でダウンロードされているという内容でした。ダウンロード数が多い国から順番に書いていくと、日本・中華人民共和国・大韓民国・台湾・香港・ロシア・メキシコ・マレーシア・マカオ・ホンジュラス・ベルギー・ベトナム・フランス・ブラジル・フィリピン・パラグアイ・ノルウェー・ニュージーランド・トルコ・ドイツ・タイ・スペイン・スウェーデン・スイス・シンガポール・サウジアラビア・コロンビア・クウェート・ギリシャ・カナダ・オーストラリア・インドネシア・イタリア・イスラエル・イギリス・ア
2017年11月21日 20:52
休日になると新たな発見と出会うために、何の計画も立てずに電車に乗って出かけます。電車でほんの1時間くらいの身近な場所でも、これまで見たことのない風景の中を歩くのは何より楽しい。この日は、とある方の文学資料館に辿り着きました。予定を立てないって、どうしてこんなに広がりがあって楽しいんだろう。ワクワクしながら展示されている本や手書きの原稿、その方の経歴にまつわる年表などを見ていきました。野田宇太郎(詩人・文芸評論家・文芸誌編集長)という方の人生が凝縮されたその空間は独特な静けさが漂っているのにも関わらず、その方の活動内容を見ていたら自分の中から突然小説に対する情熱が湧き上がってきた。採算が取れない
2017年06月10日 02:09
職人の方のこだわりの珈琲豆が置いてあるお店。このお店は珈琲が持つ香りや雰囲気、そして味によって器を変えてくれるのです。遠くにあるけどしばらくするとまた足を運びたくなる場所。目の前に差し出された珈琲の器を見た時、すぐに浮んだ言葉が天使と悪魔。つるりとした白いカップとざらざらした黒いソーサーの名コンビ。天使は次元を超えるために白い羽を広げています。悪魔は地に落ちてその力を振るおうとがんばっています。天使はなみなみと注がれた漆黒の珈琲を湛えているけれど、私が飲み干せば宇宙に帰還することができる。
2017年06月09日 13:16
小説の物語はいつも映像で浮ぶ。実際に目で見ているわけではないこの映像は一体どうやって見ているんだろう。可視することのできないその映像を文字という記号を使って表現するのは凄く楽しい。私しか目にしていないはずの映像を文字で記号化した小説を通して誰とでも共有できるって凄いことだと思う。小説のインスピレーションはいつも装丁デザインごとやってくるので、装丁デザインは愛用しているMOLESKINEのノートにかき留めている。掴みどころのないものを本という確かな形に創り上げていくプロセスは本当に楽しい。 
2016年07月07日 12:06
朝日新聞 東京本社版 夕刊「出版&エンタメマルチ広告特集 夏号」に、小説Kaleidoscopeのカラー広告が掲載されました。このような大手の新聞社様の紙面に、カラー広告が掲載されるという貴重な経験をさせて頂き、朝日新聞社 東京本社様やクリエイティブメディア出版の皆様に、深く感謝しております。私には、自分の小説が映画化されるという、大きな夢があるのですが。その夢に一歩ずつ近づいていけたら良いなと思っています。
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