天使と悪魔の器

2017年06月10日 02:09

職人の方のこだわりの珈琲豆が置いてあるお店。

このお店は珈琲が持つ香りや雰囲気、そして味によって器を変えてくれるのです。

遠くにあるけどしばらくするとまた足を運びたくなる場所。

目の前に差し出された珈琲の器を見た時、

すぐに浮んだ言葉が天使と悪魔。

つるりとした白いカップとざらざらした黒いソーサーの名コンビ。

天使は次元を超えるために白い羽を広げています。

悪魔は地に落ちてその力を振るおうとがんばっています。

天使はなみなみと注がれた漆黒の珈琲を湛えているけれど、

私が飲み干せば宇宙に帰還することができる。